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5.10. X Window System (グラフィックス)

このセクションには Fedora で提供される X Window System の実装、 X.org に関連する情報が記載されています。

5.10.1. DisplayPort

DisplayPort は新しいデジタルディスプレイコネクタおよびプロトコルで、 DVI と比べるとかなり便利です。 Fedora 13 では NVIDIA および ATI Radeon グラフィックスチップセットに対する DisplayPort サポートを導入しています。
Fedora ユーザーに利点となるのは、 DisplayPort にはデュアルリンクの DVI より高いリンクバンド幅がある点です。 モニターの場合はより高い解像度や色の深さ、 リフレッシュレートなどを得ることができます。 また DisplayPort は DVI や LVDS に比べ低い電圧で稼働し使用電力を節約します。 こうした理由から今後のラップトップのローカルパネルは埋め込み DisplayPort に切り替わっていく可能性が高いでしょう。
5.10.1.1. Nouveau DisplayPort
NVIDIA ハードウェアのカーネルドライバおよび X では DisplayPort 用の拡張サポートがあります。 DisplayPort は新しいデジタルディスプレイコネクタおよびプロトコルになります。
この機能に関する詳細は Fedora Wiki http://www.fedoraproject.org/wiki/Features/NouveauDisplayPort でご覧頂けます。
5.10.1.2. Radeon DisplayPort
Radeon ハードウェアのカーネルドライバおよび X での DisplayPort 用拡張サポートもあります。 http://fedoraproject.org/wiki/Features/RadeonDisplayPort を参照してください。

5.10.2. サードパーティービデオドライバー

サードパーティのビデオドライバの使い方についてのガイドラインは Xorg のサードパーティドライバのページを参照してください、 http://fedoraproject.org/wiki/Xorg/3rdPartyVideoDrivers